仙台独立開業支援サイト
株式払い込みの際には以下の点に注意して下さい。
(1)未払い分がないこと
(2)現物出資がある場合は、その提供が済んでいること
(3)不正な方法(「見せ金」※1や「預け合い」※2など)を使わないこと
※1 見せ金
見せ金とは、取引金融機関とは別の金融機関から借りた資金
を株式払込金として払い込み、登記が終了した時点ですぐ引
き出し返済してしまうという方法です。
※2 預け合い
預け合いとは、発起人と金融機関が共謀して、取り扱い金融
機関そのものから資金を借り入れ、その借入金を払込金に充て、
発起人がその借入額を返済するまでは、金融機関から株式払込
金を引き出さないと約束する偽装工作のことです。
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開業支援隊
・各種銀行 ・信託銀行
・信用金庫 ・信用組合
・商工中金 ・労働金庫
・農協(JA)
上記の金融機関では、本店・支店のどちらでもかまいません。
2つ以上から選ぶことも可能です。どの金融機関を選ぶかは自由ですが、
いきなり大手都市銀行に行っても、普段からの取引き実績によっては、受け
付けてもらえないこともあります。
親身に相談にのってくれる、会社から通いやすいなどが選択の際の判断基準
となります。これらを踏まえた上で、適切な金融機関を選択しましょう。
なお、最近はネットバンクもありますが、会社設立の場合は避けるべきでしょう。
定款の認証を受けた後、設立の際に要する各発起人の払い込み金額を金融
機関に払い込む必要があります。この金額は定款に記載された資本金と同
額でなければなりません。
発起設立の場合、設立の際に発行する株式はすべて発起人が引き受けなけ
ればなりません。
そして、登記申請の際に、払い込んだことを証明する書類が必要になります。
金融機関から発行してもらう「払込金受入証明書」か、代表取締役を自ら
証する「払い込みがあったことを証する書面」のどちらかが必要です。
「払い込みがあったことを証する証する書面」の方が簡便であるため、一般
的には、こちらを選択するべきでしょう。
事業計画ワークシート