kaientai

　必要書類の最書類を登記所へ提出します。
　書類提出前には次の項目について確認しましょう。

　①　書類に間違い、不備がないかを確認します。

　②　登記所での申請受け付け時間の確認します。

　③　提出先を確認します。
　　（商業登記と書かれた窓口）

　　提出は、直接窓口に持参する方法と郵送による方法があります。しかし、
　１５万円相当の印紙が入っていることなどを考えると、窓口に持参する
　方法が安全確実と言えるでしょう。

　　登記申請書類を登記所に提出することによって登記が完了するわけでは
　ありません。提出した書類に不備がないかどうかを登記官がチェックする
　補正の審査があり、審査には数日を要します。
　
　補正の有無が分かるまでは込み具合にもよりますが２～３日みておく必要があります。
　申請の際に登記所の窓口で補正日を確認しましょう。
　
　補正の有無を知る方法は、法務局によって多少の違いがあります。通常は、申請者
　が登記申請書に連絡先の電話番号を記入し、補正の必要がある場合には登記所か
　ら連絡が来る、というシステムをとっているところが多いようです。
　こちらについても、事前に確認しておきましょう。

　補正がない場合は、この時点で会社が設立されたことになります。
　なお、設立日は　登記申請書類を提出した日となります。

　補正があった場合は登記所に出頭し、書類を訂正して再度提出することに
　なります。

　申請が差し戻されるケースとして、よくあるのは

・印鑑の押し間違い、契印の押し忘れ

・書類の不足

・不明確な事業目的

　などです。その場で直せるものもありますので、そのような場合に備えて
　筆記用具、印鑑を持参しましょう。ちょっとした訂正で、商業登記の担当
　官の指示によって直すことができれば受理してもらえます。

　しかし、内容によっては一度申請を取り下げ、改めて出し直さなければなりませ
　ん。そうならないよう、事前準備を怠らない、専門家に相談・依頼するなど、万全
　の態勢で臨みましょう。