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かい えん たい
ここまでが事業計画の流れです。しかし、これで完成したわけではありません。
開業した先輩の話を聞くと、ここから何回も何回も見直し、より具体的な事業
計画書を作成したそうです。
今回作成した「ワークシート」は、皆さんの夢の出発点でしかありません。
事業計画を見直した分だけ、開業に近づいていくと思ってください。
杜の都行政書士事務所
(4)支出欄の記入
「現金仕入(外注)」 「買掛金支払」 「支払手形決済」の欄については、
上記「当月仕入・外注」欄を参考にし、支払条件を基に記入します。
設例では、購入月の翌月支払という条件から、2月目の「買掛金支払」欄に
40千円を記入します。
(5)人件費・その他経費
当月に支払うべき金額を記入します。「収支計画」を基に固定費金額を記入します。
翌月支払になるものがあれば、翌月欄に記入します。
(6)借入金返済額
返済計画書を基に、月々支払う借入金の元本を記入します。
(7)収支差額
「前月繰越高」+「収入合計」-「支出合計」が「収支差額」となります。
これが赤字になれば、「借入金調達」を検討しなければなりません。
(8)翌月繰越高
「収支差額」+「借入金調達」で当月末の資金有高となり、これが翌月への
繰越高となります。当然、赤字にならないように調整してください。
以上の点に気をつけ、
「ワークシート6」を使用して、実際に資金繰り表を作成し、
運転資金の不足をチェックしましょう。